能登半島地震の発生から1年が経過した。被災地では避難生活の心労や持病の悪化で命を落とす「災害関連死」が続いている。関連死の概念が生まれた1995年の阪神・淡路大震災以降、対策の重要性が指摘されてきたが、過酷な状況が今なお改善されない現状を深刻に受け止 ...
昨年5月の小欄で、京都市東山区の星野画廊に展示されていた風景画を取り上げ、塩屋(神戸市垂水区)の景色ではないかと推理した。海岸近くの家並みを鉄道がかすめる地形は塩屋そのもの。今は失われた明治時代のたたずまいを伝える貴重な油絵と結論付けた。
「彼を賞讃(しょうさん)するに千言万言を費すとも過讃にあらざるべし」。正岡子規が絶賛するのは〈たのしみは-〉と詠み上げていく「独楽吟(どくらくぎん)」の作者、橘曙覧(たちばなのあけみ)だ◆例えば〈たのしみは 妻子(めこ)むつまじく うちつどひ 頭(か ...
神戸新聞社は、新しいECサイト(オンラインストア)「いいモノがたり」 =QRコード=(ここをタップ) ...
豊岡市の2024年度のふるさと納税寄付額が、昨年末で約15億6500万円に達し、過去最高を更新したことが分かった。ふるさと納税のポータルサイトでPRを強化したほか、物価高に伴う現物の需要増に応じて品ぞろえを充実させたことが奏功したとみている。(丸山桃 ...
阪神・淡路大震災で母規子(のりこ)さん=当時(34)=と弟翔人(しょうと)ちゃん=当時(1)=を亡くした神戸市の小学校教諭長谷川元気さん(38)=同市垂水区=が17日、神戸・東遊園地で開かれる震災発生30年の「追悼の集い」で遺族代表として言葉を述べる ...
高校生にして名門の一員となった。バスケットボール女子のWリーグ1部、シャンソン化粧品に三田松聖高の渡部陽美(みなみ)が加入した。卒業前に登録できる「アーリーエントリー」制度の対象としてリーグが昨年11月に発表した20選手は、自身以外は全て大学生だ。将 ...
阪神・淡路大震災の被災者に10万円を貸し付けるなどした兵庫県社会福祉協議会の「震災特例貸付」で、県社協は2024年度中に全ての債権を処理し、債務者にこれ以上の返済を求めない方針を決めた。未返済世帯は生活に困窮するケースが多く、回収は困難と判断した。最 ...
明石市は、市の財政状況などを漫画やグラフを用いて解説した「みんなの財政白書」(仮称)の素案をまとめた。市役所新庁舎や新ごみ処理施設などの大型の公共施設整備が次々と控える中、中長期的な見通しを含めて若い世代にも分かりやすく伝える狙い。15日までパブリッ ...
「丹波篠山ふるさと大使」を務めるプロ野球・千葉ロッテマリーンズの中森俊介選手(22)=丹波篠山市出身=のファンミーティングイベントが、同市内で開かれた。今年は初めて、地元児童らとの交流会が企画され、間近に見るプロの投球やスイングに子どもたちは大興奮し ...
障害のある子どもが通う放課後等デイサービス(放課後デイ)の利用料を巡り、親の収入に応じて定められている「所得区分」の見直しを求める声が、明石市内の保護者らから上がっている。放課後デイなどの通所支援では、収入が一定額を超えると、利用料の最大月額が460 ...
淡路島の日本酒愛好家グループ「淡路千年蔵の会」が毎年醸造する純米吟醸酒「千年蔵」が、今年も完成した。淡路市久留麻の千年一酒造で試飲会があり、会員ら約20人がみずみずしい新酒の味を楽しんだ。